海の波の起こる原因はいくつか考えられます。波は水の動きによって起こると考えると、水面の動きの原因は風による水の移動や海に流れ込む川の影響などが考えられます。他にも水温の違いや傾斜流、密度流なども関係していると考えられます。また、特別な場合として海底地震によって起こる津波などもあります。一般的に地球の自転の影響で一定方向に吹く偏西風や貿易風などにより波は海流となって流れていることが知られています。ただし、波となって上下する海面は、波高と波長となって変化します。ここでは、風と波の関係を風の強さと波の高さ、長さで表すことができると考え、水槽実験で試してみることができます。
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